ブログ「わが家の日々」
「小規模多機能居宅介護事業所」のブログ
12/11(水)「懐かしい職場やなじみの食堂へ出かけ、若かりし頃にタイムスリップ」
2019-12-21
注目オススメ
こんにちは!明山荘小規模多機能『明野のわが家』です。
令和元年も残すところあと2週間となりました。明野のわが家では利用者様への個人レクリエーションを実施しています。
今回は、大正15年生まれ、御年94歳のU様の昔を懐かしむ一日を企画いたしました。
菅原小学校(今は統合され白州小学校となりました)に勤めていらしたU様と一緒に、白州小学校を訪れ、学校長、教頭先生のご協力のもと昔なつかしい、アルバムや学校の資料を見させていただきました。白州小学校の校長室にて、歴代の校長先生のお写真を、安孫子学校長のお話のもと見て回り、U様も昔のことをどんどん思い出し、懐かしい同僚と再会したようでした。
また、学校長が出してくださった昔の菅原小のアルバムを数冊見ていくうちに、なんとアルバムに載っているU様を発見! U様の担当していた体育部の写真や、合唱コンクールの写真、いろいろ昔の様子を垣間見れ、U様も「そんなこともあったね」「そうだよ、修学旅行は鎌倉に行ってね」「そう○○先生っていたね、知ってるよ、同僚だよ」とどんどん昔のことをはっきりと思い出されていきました。
その後は校長室を出て、校舎を見て回り、かわいい一年生の女の子と「どこの部落だい?」「?(部落って何?)」と異世代間のギャップある会話を交わし、笑顔で「ここはこんなに広かったけね」と感心しながら歩いていらっしゃいました。
最後に昔の校門の跡にて記念写真をとりました。
お昼は、ご家族でよくいっていらしたという(息子様談)料理屋さんに行きました。お店の人から「Uさん、お久しぶりじゃないですか、おぼえてらっしゃいますか」と昔から懇意にされていたこと、もつ煮をよく食べていらっしゃったことお聞きし、もつ煮定食を注文。お食事中も、食事後も「おいしいねえ」「おいしかったよ」とおっしゃられよい時間を過ごせました。お店のご主人とも記念写真をとり、U様のきれいな笑顔に一同笑顔になりました。
ご協力いただきましたU様ご家族、白州小学校の安孫子校長先生、教頭先生、赤石ドライブインのご夫妻、ありがとうございました。
「明野のわが家」の活動がメディアに掲載されました」
2019-12-06
注目オススメ
こんにちは!明山荘小規模多機能『明野のわが家』です。
今年も残り一か月となりました、光陰矢の如し。今年も明野のわが家はいろいろな活動を行ってきました。その一部を地元の情報誌「八ヶ岳ジャーナル」さんが取り上げてくださいました。
こうして地元のかたに知っていただける機会ができてうれしく思います。
これからも地域に開かれた事業所として、情報発信を行っていきたいと思います。「八ヶ岳ジャーナル」さん、ありがとうございます。今後のわが家の記事もお楽しみに!
情報掲載された記事
・10月01日甲陵中学校1年生に向け「認知症サポーター養成講座」を開催
・10月30日介護施設にて高齢者夫婦を引率し甘利山登山を開催~夫婦でもう一度登山を…~
・11月北杜高校の「介護過程の作成と展開」体験実習を5日間開催
・回想法普及の専門家「来島修志先生」が明野のわが家にきてくれました。
11/27(水) 明野民生委員様とのほうとう食レク
2019-12-03
オススメ
こんにちは、明山荘小規模多機能『明野のわが家』です。
季節はもう冬本番になろうとしていますね。先週、わが家には地元明野地区の民生委員の方18名が
来所してくださいました。
そこで食レクを開催、メニューには冬の定番「かぼちゃのほうとう」「花豆の煮もの」「ポテトサラダ」
の3品を作りました。
利用者様をはじめ、民生委員の方もデイサービスと小規模に別れ一緒に調理に参加していただき、早速調理開始。
初めにかぼちゃのほうとうを作ります。
野菜の皮をむき、適度な大きさにカットします。
ほうとうの麺をこねる作業は、熟練の利用者様とこれまた、熟練の男性民生委員の方。
こねて、伸ばして、慣れた手つきで作業されながら「昔はよく、作ったもんだよ」と笑顔で会話されていました。
その後も、花豆、ポテサラと利用者様と民生委員の方「ワンチーム」で楽しく調理をしながら完成しました。
調理後は、皆さんで食卓を囲み、食事を楽しみました。「うまいもんだよ、かぼちゃのほうとう」
やさしい笑顔にあふれていました。
民生委員の皆様の任期は11月いっぱい、今年度最後とのことです。
これまで行政と地域の方々を繋ぐために貢献していただいた皆様方に感謝の意と、
これからも気軽に当事業所に遊びに来ていただけるよう、利用者様とお待ちしています
本当にありがとうございました。
甲斐駒カントリークラブゴルフ場に行こう!
2019-12-01
オススメ重要
こんにちは、明山荘小規模多機能型居宅介護事業所「明野のわが家」です。
11月6日にかねてから予定していた「甲斐駒カントリークラブゴルフ場に行こう」レクリエーションに出掛けて来ました(^O^)。
なぜゴルフ場?と思われたかもしれませんが今回、元甲斐駒カントリークラブの№1キャディーさんと長年ゴルフを楽しまれた方とで実現しました\(^o^)/。当日はコースラウンドではなく、打ちっぱなしとパターをして来ました。
キャディーさんの頃の思い出がよみがえり芝目を読んだり、クラブの持ち方、打つ方向や強さを職員は教えてもらいました。ゴルフの腕前も№1でした。
長年ゴルフをされていた方は、体調を悪くしてからはゴルフをしていなく10年ぶりとの事でしたが、御自分のクラブでパターと打ちっぱなしをし、ブランクがあるとは思えないほど身体が動いていました。そして「リハビリの先生に最初は(1発目)当らない」と言われた。「でも、最初から当てたよ。身体は覚えてるもんだね」と笑顔で言われてました。また再びコースラウンドができるよう、リハビリを頑張ると、目標ができました(*^_^*)。あっという間の2時間でした。
身体を動かした後は、クラブハウス内のレストランで食事もして来ました。少し肌寒かったのですが天気に恵まれ終始笑顔と笑い声でした。
帰路は台ヶ原、七賢と金精軒に立ち寄り見学・家族へのお土産の買い物、おやつを楽しみました。
最後になりましたが今回ご協力頂いた、甲斐駒カントリークラブゴルフ場様・金精軒様・七賢様本当にありがとうございました。
『回想法普及の専門家・来島修志先生』が、明野のわが家に来たる!!
2019-11-11
オススメ重要
こんにちは、明山荘小規模多機能「明野のわが家」です。
11月11日は介護の日でした。この特別な日に、回想法普及に尽力している専門家のNPOシルバー総合研究所副理事長・日本福祉大学助教の来島修志先生が、なんと!ご多忙のなか明野のわが家においでくださり、日頃から行っている『認知症の方のためのグループ回想法』の様子を視察されました。
来島先生は回想法(主に、『地域回想法』と『認知症のかたのための回想法』)の普及のため、全国各地へ講演や研修を行ったり、回想法を実践したい行政関係者、住民ボランティア、医療介護福祉業界の専門職の方々に向けて養成研修を行っています。『回想法と言ったら…来島先生!』と言われるぐらいエキスパートな著名人で、日本全国を駆け回る、超忙しい(笑)先生です!
まるでアイドルに会うような気持ち(笑)で、先生の来訪を心待ちにしていたわが家のケアマネ。緊張と嬉しさが入り混じる、刺激的で幸せなひとときでした。
この日は利用者様7名に『なつかしの味』について昔の思い出を楽しく語って頂きました。「いなごやヘボ(蜂の子)なんて当たり前!お蚕さんのさなぎを食べたよ。味は砂糖醤油で甘辛くして炒るだよ。」「ヘボを取るのに、かえるの肉を餌にするんだよ。」「いなごは細い足と羽だけ取って食べたね。」「うちは、ねえゆ(熱湯)をかけたよ。」「うちなんか、生きたまんま『ほうろく(フライパンのような昔の調理道具)』にいなごをバッと入れたさ。そうするといなごが飛び跳ねるだよ。」「小畔(こあぜ)にどじょうを放して、大きく育てて食べただよ。」身振り手振りで話す利用者さんの姿は生き生きしていました。なつかしの味の話から、故郷を思い出し、家族を思い出し、友達と遊んだことを思い出し…思い出はどんどん広がり、この日もみなさん大笑いで話は尽きませんでした。
来島先生も、みなさんの回想の様子を聴いているうちに、居ても立っても居られない様子?だったのか、気がつくと先生も輪の中に入って懐かしい話に花を咲かせていました。先生がおみやげとして持ち帰った言葉:『あんきごしょうらく』。回想法で飛び交った甲州弁なのですが、みなさんはどういう意味か分かりますか?答えが知りたいかたは、明野のわが家にお立ち寄りください。わが家のおじいちゃん・おばあちゃんたちが笑顔で教えてくれますよ♪