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ブログ「わが家の日々」

「小規模多機能居宅介護事業所」のブログ

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~今年も行きました! 要介護高齢者の甘利山登山~

2022-06-20
注目
6/8小雨の中登山。
こんにちは!明野のわが家登山部です。今年度も利用者様4名をお連れして2回甘利山に登ってきました。今年度最初の6月8日の登山はあいにくの雨模様。しかし、日本百名山を50座以上登ったA様の「登山は雨が付きもの。雨でも登りたいです。」と意志の強い言葉と熱い視線にスタッフは心を揺さぶられ、悩んだ結果…決行!(気温が高く、小雨だったので安全と判断され実施しました。)あいにく山頂でも雨はあがらず早々退散。しかし木道の広野まで下りてきて振り返ると、雲と霧が切れて山頂がはっきりと見えています。「もう1回行きたい!!」とおっしゃったA様の一言で、引率スタッフはもう1度お連れし、同じ日になんと2度登頂を果たしたのです!満足そうな笑顔を見て、私達もまた登ってよかったと喜び合いました。恒例の『ケアマネが淹れるドリップコーヒー』も、「山で飲むコーヒーは最高だね。」「昔を思い出した。連れて来てくれてありがとう!」とA様、B様から嬉しい言葉を頂きました。
6月17日には引率スタッフが代わり、8日に登山したB様がもう1回登りたいと希望され、若い頃山岳会に入っていたC様と、自然が大好きなD様3名をお連れし、今年度2度目の登山を実施しました。この日は高原植物のレンゲツツジが見頃で、富士山と雲海を眺めながら、とても気持ちの良い登山となりました。普段、食事や水分摂取が不十分なC様も、この日は完食!!大好きな山に来ると、不思議と元気になってしまうものなんですね。85歳のD様も「この年になって甘利山に登れてよかったよ」と笑顔が溢れていました。
 
要介護高齢者の自信を取り戻し、生き甲斐をつくり、大好きだった趣味や思い出を再生して頂く。回想法の趣向を取り入れながら、これからも甘利山登山を続けていきたいです。
 
ボランティアとして帯同してくださった、福祉用具貸与事業所グッドケアーの石川様、本当にありがとうございました。また法人職員(特養明山荘、きよさとの家)の看護師や介護福祉士もサポートに来てくれました。ありがとうございました。
 
※ご本人様、ご家族様から投稿において同意を頂いています。
※介護保険サービスのなかで実施しており、自費は頂いていません。
※コロナウイルス感染予防対策に努め、車中や登山中にソーシャルディスタンスを確保し、帯同するボランティアは公用車に同乗せず、現地集合・現地解散としました。看護師の指示で登山中や撮影時等、適宜マスクを外しています。
※万が一に備え、吸引器を背負い、おかゆ、オムツ等も携帯しています。
下山する時には晴れて良かったです。(6/8)
富士山とレンガツツジに包まれて、
山頂を目指します。
初めて登山をサポートしてくれた。特養の新卒スタッフ。吸引器を背負っていますが、足どりは軽やか。
富士山に癒されます。
霧深くなりましたが「山らしくていいよ」とA様が言っていました。
雨上がり、2度目の山頂で記念写真。
6/17登山客でにぎわっていた甘利山。
山で食べるお弁当は格別ですね。
富士山と雲海がきれいでした。
レンゲツツジは今がちょうど真っ盛りです。

~「回想法」地域でも実践~山梨日日新聞に掲載されました。

2022-02-09
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2/6の山梨日日新聞に載りました。
明野のわが家では、昔懐かしい道具や映像を見ながら思い出を語り合い、脳や心を活性化して、介護予防や認知症予防を図る「回想法」の活動を5年前より積極的に取り入れています。
 
2月6日の山梨日日新聞12ページに、明野のわが家が、回想法を北杜市内外に広めている活動の様子を、大きく掲載して頂きました。
事業所内ではもちろんのこと、公民館カフェやオレンジカフェ、北杜市の複数の介護サービス事業所の利用者様向けにボランティアとして出張し、回想法レクを多くの方々に楽しんで頂いております。また法人の地域支援の一環として、市の民生委員、市の介護サービス事業所の職員、地域住民のみならず、北杜高校生や優和福祉専門学校の学生など若い世代にも向けて、認知症高齢者への有効なコミュニケーションの方法として、回想法の効果と実践方法を伝えてまいりました。
少しずつ地道に広がってきている回想法は、高齢者おひとりおひとりを尊び、思いや願い、歴史、大事にしてきたことを、利用者様や家族・職員間で共有することができ、個別ケアに活かす支援につなげています。
多くの効果と可能性を秘めた回想法。ぜひ、学びたい!デイサービスのレクレーションに取り入れたい!高齢者と良好な関係を築きたい!少しでも興味を持った方は、明野のわが家までお気軽にご連絡ください。
回想を引き出すために昔の道具を使います。市民の方々に寄付して頂いたものもあります。
『思い出綴り書き』現在27話まで出来ています。すべて利用者様が語った思い出です。字と絵:ケアマネ横森

明野のわが家登山部、7回目の甘利山登山

2021-10-28
注目
車椅子2台で登山しました。
こんにちは!明野のわが家です。今シーズン2回目の甘利山登山は、12月中旬並みの気温(山頂は6℃!)でしたが、冷たく張りつめた空気が、登山や自然が好きだった利用者様方にとっては「山の中に来たって
感じがする!」「少し寒いけど気持ち良いね。」と普段では耳にできない生きた感想を聞くことができました。
毎回恒例の『山で食べるお弁当、温かい味噌汁とドリップコーヒー』は、登山をさらに楽しく演出してくれます。昔、登山をしていた時の思い出を語ってくださり、楽しい時間を共有できました。
ボランティアの方々のご協力があって、明野のわが家始まって以来の、『牽引式車椅子JINRIKI2台で同時に登山』することにもチャレンジし、安全に登山することができました。前回もご尽力頂きました福祉用具貸与事業所きぼうの依田様、今回初参加の福祉用具貸与事業所フロンティアの大坂様、地域包括支援センターの認知症地域支援推進員白川様、本当にありがとうございました。またJINRIKIを1台お貸しして頂いた白倉明様、本当にありがとうございました。
 
明野のわが家では、登山に限らず、おひとりおひとりの想い・願いを聴き、やりたいことを実現できるよう、スタッフや地域の方々と協働しながら、介護保険サービスの括りのなかで、支援をさせて頂いております。おかげさまで、2年以上常に満員の状態が続き、利用希望者も多く、待機をして頂いている方々には大変ご迷惑をおかけしている状況ではありますが、年を重ねてもやりたいことを続けられる・チャレンジできる「明野のわが家」の仲間になりたい方、大事なご家族を明野のわが家に利用さたいとお考えになっている方は、ぜひ事業所までお問い合わせください。
一歩一歩着実に。
空気は冷たいけど気持ちいいです。
霧の中から甲府盆地が少し見えました。
ひと休み。
平らなとことは、手をつないで少しだけ歩きました。
山で食べるお弁当は格別ですね!
段差も注意して安全に登りました。

回想ラヂオに参加しています。

2021-10-14
注目オススメ
毎月第1金曜 14:00オンエア!
明野のわが家は、昔懐かしい道具や映像を見ながら思い出を語り合い、脳や心を活性化して認知症予防を図る「回想法」の活動を積極的に取り入れています。
コロナ禍の今、明野のわが家のみなさんも時代も流れに乗って…実はZoomを使って、オンラインアクティビティに毎月参加・出演しているんですよ♪それが、『回想ラヂオ』です。
毎月第1金曜日午後2時から行われる『回想ラヂオ』は、全国で回想法をおこなっている病院や高齢者施設、各地域で回想法をおこなっているボランティアの方々など、40以上の個人や団体が参加して、懐かしのコンテンツをみんなで視聴しながら回想したり、歌を歌ったりして、頭も心も元気に!楽しめるアクティビティです。
 
なんと!なぜか?わが家のケアマネジャー横森が、回想ラヂオのDJも担当しているんですよ。「回想法コトハジメ」というコーナーのなかで、9月には「へぼ(地蜂)追い」・「へぼ(蜂の子)ごはんづくり」を紹介し、10月は「栗拾いの思い出」と題して、緑樹会の敷地にある栗の木からたくさん栗を収穫し、みなさんの懐かしの大好きな味「焼き栗」を再現するため、実際に作って食べたところをラヂオのなかで紹介させて頂きました。これを見ていたわが家のみなさんは、大笑いしたり、子供の頃を思い出したり、ご自身が映る写真や映像を誇らしく見つめていたり…。終始盛り上がっていました♪もちろん視聴していた方々も「(へぼを取る様子を見て)初めて見た!」「なつかしいね。昔を思い出した。」等、さまざまな思いを感じて頂けたようでした。
 
明野のわが家の活動を紹介することは、北杜市の昔から伝わる暮らしや文化を視聴者に発信する役割にもなっているのかなと思っています。また、視聴するみなさんにそれを知ってもらえることは光栄ですし、参加者全員と回想ラヂオから流れる写真・映像を見ながら思い出を共有して、施設間同士と会話・交流したり、DJと視聴者とでリアルタイムで語り合ったり、最後はみんなで合唱したり…画面越しでも大勢の多様な方々と一体感を形成できることは、オンラインの良さであり、コロナ禍でも楽しく笑顔があふれるひとときを過ごすことができます。ぜひ、ご興味のある方、お時間がある方は「回想ラヂオ」!!視聴してみてください。初回のみ無料で楽しめますよ!詳細はチラシまたはNPOシルバー総合研究所のホームページをご確認ください。
9月の回想ラヂオを視聴している様子です。
9月のテーマは「へぼ追い」「へぼ料理」でした。
地蜂の巣。へぼを抜き取ってへぼご飯を作りました。
10月のテーマは「栗拾いの思い出」でした。
10月の回想ラヂオを視聴している様子です。
北杜市で暮らす高齢者のなつかしい思い出。全国に紹介されてよかったですね。みんな、マスクの下は笑顔でした。

~認知症サポーター養成講座について(これまで計21回講座を開催してきました!)~

2021-10-14
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[記憶のつぼ]についての話は、毎回子供も大人もよく聞いてくれます。
こんにちは!明野のわが家です。明野のわが家には「キャラバンメイト」と言って、認知症サポーター養成講座を開催できる研修を修了したスタッフが4名います。講座を開くことで認知症への理解を深めて頂き、地域全体で認知症を支えられるようにと、H30年より率先して養成講座を行ってきました。明野のわが家のキャラバンメイトが主催した講座はこれまで計21回!594名の認知症サポーターを輩出させて頂きました。来る11月4日も北杜高校総合学科福祉コース2年生を対象に講座を開催予定です。
また、明野のわが家のキャラバンメイトは、北杜市のキャラバンメイトと協働して、一緒に養成講座を創りあげていることも特色です。認知症のかたへの対応について考える「寸劇」をしたり、現場ならではの認知症のかたへの接し方などを小学生、中学生、高校生の若い世代から、地域のお年寄り、民生委員、タクシーの運転手など、対象者ごとに分かりやすく楽しく伝えてきました。
 
北杜市には、約7700人の認知症サポーターがいますが、「目指せ1万人!」を合言葉に、認知症の方も安心して住みよい町づくりに携わりながら、これからも養成講座を開催していきます!講座を受講したい方、興味のある方は明野のわが家までご連絡下さい。
CATVでも放送されました。
この日は、北杜市、市外5事業所の介護従事者が集まって講座を行いました。
子供たちに囲まれて、うれしそうなおじいちゃん(泉小)
テレビの1シーン
みんな真剣に聞いています。(高根東小)
北杜高校では毎年講座を開催しています。
こちらも集中しています。(明野小)
介護予防サポーターリーダー対象に講座を行っている様子です。
タクシーやバスの会社、運転手に向けて
甲斐市のキャラバンメイトと北杜市のキャラバンメイトの交流研修の様子。
甲陵中学校での講座の後に全員で記念撮影。
ほっこりカフェでも依頼があり、開催させて頂きました。
劇団 明野のわが家
おじいちゃん役とおばあちゃん役。
講座前の打ち合わせも念入りに。
白熱?する寸劇の様子(長坂小)
子育て中のお母さんを対象に託児もしながら開催しました。(はっぴーたんたん)
授業のめあていいですね。(高根東小)
緑樹会はこちら
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